
【平成25年12月18日(水)】
・新潟から成田空港へ
いってきまーす!
機内食(アエロフロート)
・成田空港−モスクワ・シェレメチェボ空港
マトリョーシカがお出迎え♪
今回の旅行でお世話になるアエロスターホテル
【12月19日(木)】
・モスクワ音楽院と付属中央音楽学校にて個人レッスン
・オフチニコフ校長先生(写真中央左側)とシェルバク氏(写真中央右側)から歓迎のごあいさつをいただきました。
・プロトニコワ先生(モスクワ音楽院教授:第3回ロシアンメソッド公開ピアノレッスン&コンサートの講師としてもお世話になりました)の個人レッスン

・受講生徒の適性を見ながら、緊張感のある中、熱意にあふれた指導をしていただきました。また作曲家が求める演奏を理解するために、楽譜を忠実に読み込む重要性について、教わりました。
・オフチニコフ先生の個人レッスン(中央音楽学校長)

・分かりやすい言葉で丁寧に、音楽の構築の仕方について説明されていました。また音楽の流れを常に意識下におきながら、響きを大切に弾くことを中心に指導されました。受講生徒に問いかけながら、理解させていました。
チャイコフスキー像の前にて
・モスクワ市内見学

赤の広場と聖ワシリー聖堂
グム百貨店にて
・夕食(ボルシチ、ハンバーグ、ハッシュドポテト)

・ボリショイ劇場にてバレエ『コッペリア』鑑賞
・モスクワはすべて建物に入る時、荷物チェックを受け、コート類を預けなくてはいけないため、ボリショイ劇場内に入るためには20分ほどかかりました。
・バレエは世界最高峰で、観客も素晴らしい内容に、惜しみない拍手を送っていました。

・バレエ終演後、タクシーを待っている間、ボリショイ劇場の外観や、夏には噴水になるというイルミネーションなどを見学しました。

【平成25年12月20日(金)】
・ホテルでの朝食。みんな元気な様子で食欲旺盛。

甘いデニッシュが他種類 ボルシチの材料のビーツ イワシのオイルサーディン
・ホテル出発、ボリショイ劇場のバックステージツアーへ
・ボリショイ劇場到着。コーディネーターのイワン・シェルバク氏と合流。

・ボリショイ劇場バックステージツアーでは、普段見ることのできない舞台の裏側を、2時間かけて見学することができます。
昔、ロシア皇帝のみ入ることが許されていた特別室

ボリショイ劇場旧館のホール 最上階の座席から見下ろしたシャンデリア
・1825年に設立されたボリショイ劇場は、2005年から改修工事が行われ、2011年にリニューアルオープンしました。
・改修には約1,000人が関わり、500億円ほどかかったと言われています。
・公演を控えたバレエ『くるみ割り人形』の練習風景なども見学させていただきました。
・徒歩でモスクワ音楽院食堂へ向かいました。

ソバの実を炊いたもの(左)
・続いてモスクワ音楽院ホールへ
モスクワ音楽院正面玄関
モスクワ音楽院大ホールの階段にて
大ホール内 ホール前のステンドガラス
・モスクワのYAMAHAへ徒歩にて移動。
・アガジャーノフ先生によるリモートレッスンを体験しました。


自分の演奏を再現(グラフでも表示)/先生と生徒の同じ旋律の弾き方を比較
・ヤマハのリモートレッスンシステムは、先生の弾くピアノのタッチが、遠く離れた生徒のピアノで再現できるというもの。
・また自分の弾いた旋律の音の高低、響きの長さがグラフとなるため、その演奏の録音を再生しながら客観的に聴くことができます。
・徒歩と地下鉄にて夕食の店へ
・地下鉄内は、大変人の流れが速く、みんなで早足で移動しました。スリなども多いと聞き、十分注意しながら一駅分のみ乗車しました。
100mもある長いエスカレーター
・早めの夕食をとり、その後ボリショイサーカスを見学しました。
・クリスマスが近いこともあり、多くの人々が幸せになるようにと願う物語に沿って、さまざまな曲芸が披露されました。サーカスの団員は、国から表彰を受けている人も多く、歴史と文化の意識の高さを感じさせるものでした。

【平成25年12月21日(土)】
・まずはプーシキン美術館を見学しました。
・生徒は、荷物チェックやコートを預けることにだいぶ慣れてきた様子。
旅行中初めての雪 館内はフラッシュなしで撮影可能
・プーシキン美術館内にある喫茶店にて昼食
ひき肉入りクレープサワークリーム添え
・つづいてロシア正教会を見学(プーシキン美術館向かい)
ロシア大統領もよく訪れる教会
・大型タクシーにて、モスクワ音楽院付属中央音楽学校へ移動。
・中央音楽学校と本校音楽科生徒との交流演奏会を企画していただきました。

・中央音楽学校で学ぶ生徒は、小・中・高・大学の一貫教育で音楽を学んでいます。外国からの生徒も受け入れていますが、選考基準は大変厳しいものです。
・中央音楽学校から4名の生徒さん達が演奏して下さいました。全員、ピアノという楽器を「鳴らす」ことに徹底しており、豊かな響きを全身全霊で奏でていました。中にはショパンコンクール入賞者の生徒もおり、その世界的レベルの圧倒的な技術と音楽性を感じました。
・本校の生徒達の演奏も、正確な楽譜の読み込み、丁寧な音の扱い、繊細なフレーズの処理などを考えて、堂々と演奏していました。これからは、よりスケールの大きな表現を意識し、自分の個性を出した音楽作りを追求することが更に必要だと感じました。

ヴェルシーニン先生やグリャズノフ先生も加わっての記念撮影
・中央音楽学校の生徒との交流食事会

折り紙に夢中♪
・モスクワ音楽院ホールにて、ユーリ・スレサレフ先生コンサートを聴かせていただきました。

・会場は超満員。スレサレフ先生が登場すると大きな拍手がおこり、多くの人たちから尊敬を集めていることがわかります。
・2時間のプログラムはあっという間でした。卓越した技術でありながら、自然な音運び、柔らかで深い音色と、感情のみに左右されない知的な音楽で、ホールの中が満たされました。
・いつもお世話になっているヴェルシーニン先生や、グリャズノフ先生は、スレサレフ先生の門下生で、このコンサートにいらしていました。
・演奏曲
♪シューベルト作曲 ソナタ イ短調
♪リスト作曲 『巡礼の年』から「ジュネーヴの鐘」(第1年 スイス)
♪ショパン作曲 ソナタ第3番 ロ短調 作品58
モスクワ音楽院グッズ グリャズノフ先生再登場
【平成25年12月22日(日)】
・モスクワ最終日です。
朝からおかわりする者多数・・・ ケーキもたくさん♪
・イズマイロフ市場到着。お土産タイムです。
18体ものマトリョーシカ さまざまな顔立ち
堂々と値切るみなさん たくさん購入しました
・アルバート通りにて昼食・お土産購入

コーディネーターの小林さん(チェブラーシカTシャツがお似合いです)
モスクワの文房具店に向かう途中
グリャズノフ先生、再々登場(お土産をいただきました)
・ホテルに戻り、スーツケースの整理

・シェレメチェボ空港に到着
ソチオリンピックのマスコットたち
この後、搭乗手続きをして、一路日本へ・・・・。
・あっという間のモスクワ研修旅行でした。参加した生徒全員が、「もっとモスクワにいたい」と言うくらい、充実した楽しいモスクワ滞在でした。短い期間ではありましたが、このモスクワの地で、生徒達が直接肌で感じ、体験し、吸収したことが、彼らのこれからの音楽生活の糧となってくれることでしょう。
・この研修旅行の企画・サポート・添乗をしてくださった、ユーラシア交流支援センターの皆様に厚く御礼申し上げます。
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