第3回ロシアンピアノメソッドレッスンが7月20・21日の二日間にわたり、音楽棟音楽ホールにて行われました。
今回はモスクワ音楽院・大学院を卒業され、現在モスクワ音楽院のY.S.スレサレフ教授のアシスタントとして教鞭をとられているヴェチェラス・グリャズノフ先生をお迎えしました。
先生は、「自分の音楽を探し出すことが大切。先生に言われた通りを弾くのではなく必ず自分自身を通して演奏すること。」「音楽とは自分の内面と向き合い、それを表出すること。」「自分の持っている力を全部出しきる訓練を、間違いを恐れず思い切って弾いてみよう。」など、常に生徒と対話しながら、自分はどう感じるか、どんな音にしたらよいかを考えさせるレッスンでした。それぞれの生徒の心に寄り添い、時には励ましながら熱心に教えて下さいました。 大変わかりやすい言葉で、生徒の自主性を育てる指導をしてくださいました。