平成29年度 モスクワ研修旅行
平成29年12月20日~25日
【12月20日(水)】
アエロフロートロシア航空(SU261)にてモスクワへ向かいます。いってきまーす。
入国審査も無事通過。ほっとした男子たち。 今年もアエロスターホテルにお世話になります。(ホテルロビー)

【12月21日(木)】
今日の午前中は、ピアノのレッスンです。3グループに分かれ、それぞれの会場へ。
左:中央音楽学校へ向かう生徒達。右:マルチェンコ先生のレッスン。 マルチェンコ先生には初めてレッスンしていただきます。
アルバート通りにある、ATCS事務所にて、チェファーノフ先生のレッスン(左)。
ヤマハ アーティストセンターにて、ヴェルシーニン先生のレッスン(右)。
お昼は中央音楽学校近くのカフェ[ベーラヤ・ルーシ]で昼食です。ヴェルシーニン先生も来てくださいました。
現在モスクワ音楽院に留学中の本校卒業生、渡部乃亜さんも来てくださり、留学生活についていろいろと お話ししてくれました。テーブルにはモルス(ベリーで作ったジュース)やボルシチなど、ロシアらしい料理が 並びます。
午後からはモスクワ音楽院を見学させていただきました(左:チャイコフスキー像の前にて)。
いつもこの研修旅行をサポートしてくださる、シェルバクさんに解説していただきながら見学しました。
モスクワ音楽院大ホールにあった大きなクリスマスツリーを囲んで、シェルバクさんからロシア風なクリスマスの 過ごし方を教えてもらいました。
大ホールではちょうどロシア国立交響楽団のリハーサル中。少しのぞかせていただきました。
夜はボリショイサーカス鑑賞です。(ニクーリンサーカスといい、ロシアでは最も古いサーカスの一つとのことです
ちょうどクリスマスの演目を見ることができました。
【12月22日(金)】
今日の午前中は、ボリショイ劇場のバックステージツアーです。
寒いですが、みんな朝から元気いっぱいです。まずはボリショイ劇場広場を散策しました。
右:ステージ側から客席を見たらこんな風に見えます。中心に皇帝の席が見えます。
左:皇帝のホワイエにて、説明を受けながら見学しました。天井の作りが独特で、声の小さい皇帝のため、真ん中に 立って声を出すと、大きく響くようになっています。
左:白鳥の湖での衣装とのことです。(ロシアアヴァンギャルド時代)
右:ボリショイ劇場:ちょうどこれからくるみ割り人形のリハーサルが行われるところです。

 昼食は、クレムリン近くのカフェでランチバイキング  昼食後は、トルストイの『戦争と平和』にも描かれ 有名となった雀が丘にいきました。
続いてノヴォデヴィチ修道院にいきました。 モスクワの正教会の修道院のなかでも、 もっとも有名な女子修道院で、 世界遺産にも登録されています。 修道院の中の様子です。とても厳粛な雰囲気に 生徒は息をのんでいました。

こちらはピアニスト、リヒテルのお墓。 他にもロシアの有名な方のお墓がたくさん ありました。 リヒテルのお墓に手を合わせる生徒達。
ノヴォデヴィチ修道院の後、武器庫を見学しました。 (そこは撮影が禁止のため、写真がありません) その後、赤の広場を散策。ワシリー大聖堂の前にて。
クリスマス前ということもあり、街中イルミネーションが とてもきれいでした。

【12月23日(土)】

朝食はバイキングです。 朝からモリモリ食べています。

午前中はトレチャコフ美術館を鑑賞しました。
現地コーディネーターで通訳もお願いした小林さんに、 解説していただきながら、館内をまわりました。 ワシーリー・スリコフの『フョードシヤ・モロゾワ』
     

ガラスケースにはおいしそうケーキが並びます。
お昼は中央音楽学校近くのカフェで。
     
午後からは中央音楽学校のホールで、 交流演奏会を開催していただきました。 司会はこの研修旅行、そして交流演奏会をサポートして くださるアンドレイ・シェルバク氏です。 シェルバク氏は音楽プロデューサーで、若い音楽家のための チャイコフスキー国際コンクールの理事でいらっしゃいます。
     
本校2年生の演奏。
     
本校3年生の演奏。
     
本校1年生の演奏。
     
続いて、中央音楽学校の食堂にて、 交流会を開いていただきました。
 
日本から花紙を持っていきました。 作り方を教えてあげます。 きれいに作れたかな?
     
折り紙も教えてあげます。 渡部乃亜先輩も手伝ってくださいました。
中央音楽学校の先生方も興味津々。 右はシェルバク氏の息子さんです。
     
夜はボリショイ劇場新館でオペラ鑑賞をしました。 これは新館の天井です。 チャイコフスキーのオペラ『イオランタ』を鑑賞しました。 冒頭にチャイコフスキーの『くるみ割り人形』が 演奏されました。
     
休憩中の客席。
     
カーテンコールです。 ボリショイ劇場隣のツム百貨店です。 イルミネーションがとてもきれいでした。

【12月24日(日)】
いよいよモスクワでの最終日となりました。 まずはヴェルニサージュ市場でお買い物です。
     
色とりどりのマトリョーシュカがお出迎え。 グジェリ焼きの陶器たち。青い色が鮮やかです。
     
イースターエッグ。卵を開くと中にいろいろなものが 入っています。 値切り交渉もできて、たくさん買い物もできて、 満足な表情の生徒たちです。
     
続いて、スクリャービンの家博物館を訪れました。 スクリャービンが晩年暮らしていた家です。 説明を聞きながら、スクリャービンが住んでいた当時に 思いをはせます。スクリャービンの実際の演奏も聴かせて いただきました。
     
スクリャービンの手。 スクリャービンの寝室です。当時のまま残されています。
     
アルバート通りの「コーナーカフェ」で モスクワ最後の昼食会です。 こちらのオーナーさんは日本人 (しかも新潟県出身だそう)で、 日本食も食べられます。 生姜焼き丼。おいしかったです。
     
カフェの一押し「ビスクラーメン」です。 エビの出汁が効いています。 デザートはレモンパイ♪ふわふわでした。
     
食後は、アルバート通りを少し歩きました。 みんな元気いっぱいです。 もう帰国かと思うとさみしいです。
     
アエロフロートSU262(シェレメチェボ空港発)にて いよいよ離陸です。 成田空港到着です。
     
新潟駅に到着です。あっという間の6日間でした。
今回の研修旅行も、ユーラスツアーズさんと、ユーラシア交流支援センターさんに大変お世話になりました。 ありがとうございました。