10月21日(土)に本校音楽ホールで行われた第14回ロシアンメソッド公開ピアノレッスン&コンサートですばらしい演奏とレッスンを披露してくださいました、コロボフ先生に、引き続き、専攻レッスンをお願いいたしました。
○F.Mendelssohn/Rondo capriccioso Op.14
- 大きなフレーズで捉え、1小節で音楽を終わらせないように。
- 音のバランスを考えて、左手の動きが隠れないように。
- 低音は、木の根っこの働きをしている。
- 和音の動きを良く聴き、その上で高音をしっかりと響かせるように。
○L.v.Beethoven/Sonate Op.10-3 1.Satz
- D-durの提示部、再現部のテーマを平穏なイメージを持って弾くように。
- 明確なコントラストをつけるように。その際、手首の動きに気をつけること。
- Durとmoll、音域の違いに注目し、弾き方を変える。
- 左手のオクターブの動きは男性らしく力強く。
- 音が上行する場合、最高音まで伝える意識を持って。
- 右手と左手の会話を成立させ、しっかりとお互いの音を聴いて、バランスを考える。