○J.S.Bach/Sinfonia Nr.12
- テーマを自分にも観客にもわかるように、はっきり出す。
- テーマは例えばトランペットなどの華やかな音色をイメージして表現する。また各声部がいろいろな楽器で奏でているようにバランスを考え、違いをはっきりと出す。
- テーマの一番最初の音から語るように。
- 左手の四分音符で拍を感じる。
- 縦の動きを意識して、歩んでいくようなイメージで。アクティブさやエネルギッシュに。
- 最後はドラマティックに。Durで宇宙の広がりを感じて。ゆっくりするのではなく広げる。
○W.A.Mozart/Sonate KV331 1.Satz
- ペダルは呼吸する時とおなじように空気のように。
- 最初のテーマの3拍目は軽く。
- 腕の動きを柔らかくして表現する。
- 手の形をしっかり作ってから鍵盤に置く。
- Bassはコントラバスのような音をイメージして深めに弾く。
- 指の動きとペダルが互いにアンサンブルするように。
○F.J.Haydn/Variationen ]Z/6
- 当時はペダルがなかったことを理解しながら、ペダルを使う。
- f-moll → As dur
悲しみから喜びへ
- 右手と左手は対話しているように、音のバランスを考える。
- ゆっくり落ち着いた音楽なので、テンポは一定に。
- 手の動きは細かく、指先で弾くように。