コンサートの様子

 今回チェファーノフ先生は、レッスンだけでなく、7月11日(火)の昼休みにミニコンサートで演奏してくださり、その卓越した技巧や繊細な音色で多くの生徒を魅了しました。

○レッスン曲:F.F.Chopin/Scherzo No.3 Op.39
・印象主義的な要素がある。音域が広い分、クレシェンドも大きく弾くこと。腕の使い方が大切。

○レッスン曲:F.J.Haydn/Sonate Hob.]Y/20 1.Satz
pとfのコントラストの差をはっきりつけること。
・左手の伴奏を表面的に指先で弾くこと。
・音が下降する時、デクレッシェンドすること。
f-moll の不安感を出すことが大切だが、始まりの部分は重くなりすぎないように。
・フレーズと腕の動きが一致するように。
・左手の伴奏が重くならないように。
・鍵盤の近くで指を動かすように。

○レッスン曲:J.S.Bach/Invention Nr.8
・バスの音は、一つずつ、エネルギーのある音で力強く。
・音が上行する時はクレッシェンドを心がけるとよい。
・バスのメロディラインをよく聴いて、音の流れを感じながら弾く。
・強拍と弱拍の違いを出して弾く。
・人が話すように、イントネーションをつけて弾く。

レッスンの様子

第4回専攻レッスン(7月10日〜7月14日)

講師:デニス・チェファーノフ先生