第3回専攻レッスン(6月22日〜6月26日)
  • C.Debussy/『版画』より「グラナダの夕べ」について
    • それぞれの小節で差をつける。例えば音色、強弱、バランス、コントラストなど。
    • オーケストラの音色をイメージし、部分ごとにどの楽器が演奏しているのかを考える。
    • ハバネラのリズムは、踊るように、前に進むように。
    • リズムのイントネーション、「間」を大切にする。
    • 最初のBassはコントラバスで美しく響かせる。
    • スペインの土地、気候のイメージを持って。
    • 旋律が砂漠の遠くから聞こえてくるように弾く。
    • 美しい音色は、音の続き、響きをしっかり聴いた上で、バランスを整えて作るように。
  • J.S.Bach/平均律クラヴィーア曲集第1巻より第13番 BWV858について
    • 平均律のなかで一番美しいフーガだと思う。
    • 自然に、ただしイントネーションをつけて弾く。
    • この曲の柔らかい雰囲気を叙情的に表現。自分が思っているよりも優しく、柔らかく、レガートに。
    • 美しい演奏をするために、呼吸をしているように弾く。
    • テーマはオーボエで吹いているイメージで。
    • バッハの音楽で表情豊かな場所がないわけがない。

 
 

講師:アルチョム・アガジャーノフ先生