【平成27年1月29日(木)〜1月30日(金)】

講師:アンドレイ・ジェルタノク先生

ジェルタノク先生のレッスンはロシアンメソッド専攻外の希望生徒中心に行っていただきました。

細やかな解説と丁寧なご指導をいただきました。

○曲の変化と情景の変化をつなげて、曲想をつけること。

○テクニックは楽譜を忠実に表現するために磨くことが大切。「こう弾く」ために技術を高める意識をもつこと。

○曲の性格を楽譜を見ただけで理解できるようになること。

○まず一定のテンポでコントラストをつけていく。(均一に弾けるように)

○呼吸も演奏には大切な要素。

○ベートーヴェンはその人生のスタイルで曲も変わっている。特に後期の作品は細かな指示が楽譜に記してある。典型的な古典派の作品と比較することもよい勉強になる。

○ペダルは美しく変えること。ペダルを奥から踏んでしまうと、ニュアンスの変化がつかない。

 その微妙な変化を足で感じることができるように。

○「p」とは「大きくないよい音で」という意味に捉えること。ただ、小さく弾きすぎないように。

○必要のない「くせ」はつけない方がよい。自然な音楽の流れを見つけこと