【平均律クラヴィーア曲集第１巻　第２番／J.S.バッハ】

• 指の腹で弾く。
• 音楽を前に進めるテンポ感が必要。
• 息を吐いてから始めるのではなく、息を吐きながら呼吸のように弾く。→音楽を発展させるように。
• 音楽のラインを感じて。
• 右手の２声部を聴かせられるように。
• ペダル＝呼吸である。普段の呼吸のように自然に使う。
• ペダルは音をつなげるための助けであって、使いすぎないように。

　【ソナタ　Op.10-1　第一楽章／L.v.ベートーヴェン】
　

• シンフォニー的な響きを！（強弱も含めて）
• オーケストラのｐのきれいな響きをイメージして。
• 中声部の響きを大切に。（各声部のバランス）
• 音が上に響くように常に弾く。
• 音楽を前に進めていく。
• オケのtuttiとソロの部分が存在する。今どの部分なのか考えながら弾く。
• フレーズの中で緊張感のある音を大切に。

　【ソナタ　Op.31-3　第２〜４楽章／L.v.ベートーヴェン】
　

• 第２楽章：冒頭は３つの楽器が鳴っているように。
• 左手の連打は、クレッシェンド、デクレッシェンドはなくても、単調にならず、よりいきいきと弾く。
• 左手より、もっと右手を出すように。（バランスをよく考えて）
• ベートーヴェンの曲は、偶然書かれたものはない。どんなスラーでも、長い時間考えてつけられたもの。
• どんな変化でも、それを変えてしまうとすぐに壊れてしまう。そのため、もっと楽譜を注意深く読むことが大切。

講師：デニス・チェファーノフ先生

音楽科中学生体験入学での演奏

第３回目のロシアンメソッド専攻レッスンでは、デニス・チェファーノフ先生がレッスンしてくださいました。
先生には２６日に行われた音楽科中学生体験入学の際に演奏も披露してくださり、その後、集まってくれた中学生の皆さんにアドヴァイスをしてくださいました。